|  大学院2012年度(立教大学)日本政治史特殊講義シラバス
 
              
                
                  | 科目コード/科目名 | ND362/日本政治史特殊講義(1) |  
                  |  担当者(フリガナ) | 中北 浩爾(ナカキタ コウジ) |  
                  | 学期/単位数 | 前期/2単位 |  
                  | 備考 |  |  
 ■授業の目標 歴史的なアプローチから現代日本政治を構造的かつ多角的に分析する。
 
 ■授業の内容
 現代日本政治を分析する方法は多様です。最近では数量分析や数理モデルを用いた研究が盛んになってきましたが,歴史的アプローチからの分析も,依然として有効性を失っていません。その際,数量分析や数理モデルでは見落とされがちな,複数の変数間の関係とそれに基礎を置くマクロな構造を捉えることが肝要だと考えています。今年度の授業では,下記の二つの内容からいずれかを行いたいと考えています。
 一つは,占領期の分析です。現代日本政治が構築された時期をどこに求めるのかについては,様々な議論がありますが,日本国憲法の制定など占領期が一つの重要な時期であることは間違いありません。グローバル化が進展する今日,改めて占領という問題を問い直すことは有益です。具体的には,近年刊行された主要な著書を講読します。
 もう一つは,1990年代以降の政治改革の分析です。21世紀臨調の政治改革ライブラリーに収められている諸文書を読んでいきます。下記のウェブサイトがそれです。
http://www.secj.jp/s_library/s_library.htmいずれかを行うかは,参加者と相談の上,決定しますので,必ず初回の授業に出席してください。
 
 ■成績評価方法・基準
 出席40%,報告40%,発言20%
 
 ■テキスト
 参加者と相談して最終的に決定します。
 
 ■参考文献
 適宜指示します。
 
 ■その他(HP等)
 特にありません。
 
 
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